ロードスターRFにTV解除キットを取り付け

 クルマ@NDロードスターRF(NDERC 2型),記事リンク有

ロードスターRFにエアコンフィルターを取り付けるため内装をばらしたついでに、アクセラからもぎ取ったTV解除キット(記事)を取り付けます。

BMアクセラに付けていたTV解除キットは、データシステム製の『UTV399P』ですが、2018年4月現在、メーカーの適合表を見るとBMアクセラ、ロードスターRFどちらも同じ『UTV404P2』という品番になってます。

アクセラから外したTV解除キットと適合表の品番は違ってますが、マツコネ対応のTV解除キットは車種問わず全て『UTV404P2』になっている。

そこで・・・
・BMアクセラもロードスターRFもマツコネ搭載で、適合表の品番は同じ。
・BMアクセラには以前買った『UTV399P』が適合していた。
・なので、ロードスターRFにも『UTV399P』が適合するのではないか?

と、演繹法的に仮説を立て、実行してみることに。

まずは助手席側のスカッフプレートを外す。

幸か不幸か内装の取り付けは緩めなので、隙間に指を入れて引っ張ったら外れます。

発煙筒が固定されている下にあるクリップを外す。

このクリップは中央をクリップ外しで引いたらロックが外れ、皿ごと引っこ抜ける。

外したスカッフプレートの前にあるウェザーストリップをめくると、発煙筒が固定されているパーツのツメが2カ所引っかかっているのでこれを外し・・・

車のリア側にまっすぐ引くと、緑色のピンが抜けてパーツが外れます。

赤矢印の10mmのボルトを外して・・・

エアコン操作盤とハザードスイッチとの間にあるパネルを赤矢印の辺りに内装外しを突っ込んで(もちろん要養生)引っ張ると・・・

助手席前のパネルごとごっそり外れます。

ここで、モニター下のエアコン吹き出し口とハザードスイッチがついたパーツを外す。

端っこのすき間に指を挟んで引っ張れば外れますが、ハザードスイッチ裏の配線もコネクターから外します。

モニター下からステーが出ていて10mmのボルトで止まっているので、これを外す。

アース線が噛ましてありますが、純正で付いていたのかオプションで付けたドラレコのものかはわかりません。

10mmボルトを外しモニターが付いている台座ごと手前に引いて外すと・・・

バキッ!

という音とともに・・・

メーターフードが外れました(笑)

意図せずメーターフードが外れてしまったのですが、結果的にこの後大いに役立ったり。

ただでさえ狭いロードスターで、解除キット本体をどこに収めるかが悩みどころ。

アクセラではエアコン吹き出し口の下に隠せたのですが、ロードスターではそんなスペースはない。

適合表には『モニター下のユニット裏』と書いてありますが、適当にすき間に配線を通しながら考えていると・・・

いい場所を発見!( ゚∀゚)

まずは解除キットの配線を純正配線に割り込ませます。

マツコネのユニット後ろの配線のうち、右側の青いコネクターの配線を外します。

↑写真はアクセラですが、ロードスターも基本的に同じ。

解除キットの配線を、外した純正配線に割り込ませて、ユニットに取り付け。

解除キットのヒューズは、カタカタ音がしないように薄いスポンジで挟んでいます。

割り込ませた配線のカプラー類は、ユニット奥に押し込んでおいた。

外れかかったメーターフードを持ち上げ、スタートボタンの後側に解除キットの配線を通すと・・・

運転席側のロアパネル裏に余裕で届いたので、ここに本体と切り替えスイッチを両面テープで固定。

適当に付けられそうなところに付けたので、後でドライバー目線で見ると、運転席側ロアパネルとステアリングコラムとのすき間から本体と切り替えスイッチが微妙にひょっこりはんしてます。

解除キット本体の上に切り替えスイッチを貼り付け(赤矢印)。

おかげで、切り替えスイッチの操作が楽にできます。

狭いロードスターでどこに取り付けるスペースがあるかと心配してましたが、狭いがゆえに思わぬところに取り付けられた次第。

気になる動作ですが、テレビ、DVD、ナビの操作、マツコネの操作全て問題なく可能で、演繹法的に導き出した仮説が立証されました(^^)