納沙布岬から霧と強風の知床峠へ行く
強風吹き荒れる納沙布岬を後にして、根室半島を戻りオホーツク海沿いを北上して知床半島へ向かいます。
途中、風蓮湖のほとりにある「道の駅スワン44ねむろ」から湖や水鳥を眺めようとしたけれど・・・
強めの雨が降っており外にある展望台へは行く気にならず、建物の中からチラッと湖だけ見ておく。
風力発電のプロペラが強風で高速回転していたり・・・
知床峠までGoogleマップナビをセットしてたんですが、「59キロメートル道なりです」のガイドに改めて北海道のデカさを感じたり。
59kmなんて、全然道なりの距離じゃないよな。
ちなみに59km進んだ次の案内は「59キロメートル先、目的地周辺です」でした。
国道335号線から知床半島東側を走り、知床半島中腹を横切る国道334号線を知床峠に向かって上ります。
晴れてたら眺めのいい知床峠ですが、納沙布岬と同様、オホーツク海にある爆弾低気圧の影響で峠は雲の中に入ってしまい、眺望はゼロ。
しかも台風並みの暴風が吹いて、体が流されてしまうほど。
峠をぐるっと1周動画を撮ろうとしたところ、最初に映っている水色のプレートの左側に立ってましたが、風上を向いた瞬間に体が後ろに流されてしまい、次に水色のプレートが映った時はプレートの右側まで移動してしまってます。
そこからさらに、本気で飛ばされて後ろにコケそうになったので、撮るのを止めたという。
人生で一番の強風を受けた瞬間でした。
ちょうど同じタイミングで、別の観光客が記念写真を撮ろうとしてましたが、体が斜めになってるのがわかるでしょうか?
マイケルジャクソンがスムーズクリミナルでやってる前傾姿勢も余裕で出来そうです。
この水色のプレートは「北方領土方向指示板」と書かれていて、この位置から見える北方四島の位置が書かれてますが・・・
さらに驚いたのは、気がつくとスマホがロシアの電波を拾ってるじゃないか!
しかも電波強め。
docomoから、海外ローミングした時に届くショートメールも来てるし。
知床半島から近い国後島の電波を拾っているのかもしれませんが、それでも30km以上離れてるし、気づかないでロシアの電波を使ってしまわないよう注意せなあかん。
もしかして、ロシア側の作戦だったりして。
知床峠から山を下るとdocomoの電波に戻りましたが、それ以降、日本国内に電話を掛けても勝手に国際電話の+81発信になってしまうという。
晴れていればもっと色鮮やかな知床の景色が見られたかもしれませんが、まあ霧で真っ白というのも自然なので、これはこれでヨシとしよう。