RD-XS41のハードディスク交換
先日、我が家のHDD/DVDレコーダー『RD-XS41』(東芝製)が故障してしまい、ハードディスクの初期化すらできなくなってしまいました(その時の記事はこちら)
修理をするにも高くつきそうだし、期間もだいぶかかりそうです。
新しいレコーダーを買おうかな、とも思ったのですが、今の時期、安いものでも5万円台と結構いい値段してます。ブルーレイやらHD DVDやらの最新型はいらなくてアナログ放送だけ録れりゃいいのですが、もうそんな機種はないんですね。
去年の年末に買ったスゴ録は3万円程だったのに・・・
ネットを見ていると、レコーダーが壊れて自分でHDDを換装した事例が多くありました。
そこで私もダメでもともと、HDD換装をしてみました。
今から紹介する内容を行なう際は自己責任で!
また、保証の対象外となる行為です。メーカー保証はとっくに切れていると思いますが、量販店の長期保証も受けられなくなると思います。
自己責任を負えない方は、絶対に試してはいけません。
HDD換装するにあたり、まずどんなHDDを用意すれば良いのかをネットで調べます。
すると、RD-XS41にはMaxtor製『4R160L0』もしくはSeagate製『ST3160022ACE』の2種類のHDDのうち、どちらかが使われているようです。
HDD換装には、もともと載っていたものと同じものを使うのが基本なので、選択肢が2つあると部品を調達しやすくなります。
新しい機種ではないので中古部品を探さなければなりませんが、Seagate製『ST3160022ACE』を入手することができました。
一応、Windowsでクイックフォーマットは出来たそうなので、何があっても恨みっこなしで購入。3,500円也。
さて、載せ換えるHDDも用意できたので、交換作業にはいります。
背面3ヶ所、両サイドに各2ヶ所の計7ヶ所のネジを外します。(写真赤丸は背面のネジの場所)
ケースを開けます。
真ん中はDVDドライブで、HDDは向かって右側に装着されています。
HDDに接続されている2種類のケーブルを丁寧に外します。
ペラペラのフレキケーブルは簡単に外れますが、電源ケーブルはケーブルの余裕がなくちょっときつめです。
フレキケーブルをHDDに固定している布テープは、そぉっと剥がします。
HDDは金属製の架台に載せられています。
ゴム製のブッシュが噛まされたネジを4箇所外します。
HDDを架台に固定しているネジ、左右各2ヶ所(合計4ヶ所)を外します。
左:これから載せられるSeagete製HDD
右:取り出された壊れたMaxtor製HDD
ラベルの上下が逆さまなので、取り付けるときにはちょい注意。
ここで、ちょっと気が付いた点が!
ところが、これから取り付けるSeagate製HDDのジャンパピンはここ。
ラベルを見ると、MASTERにはなっていませんでした!危ない危ない・・・
外した時の逆の順序で取り付けます。
ネジが余った!ってことのないように(笑)
こうして写真に撮っておくと、あとで「あれ、あのケーブルつけたかな?」と思ったときも写真を見て確認できます。
フレキケーブルをHDDに固定していた布テープは、ぎゅぅっと上から押さえておきました。
ケースも取り付け、ケーブル類を接続して電源を入れてみます。
立ち上がると、「ディスクが認識できません。何度か電源を入れなおしてみてください。」とメッセージが出ます。
適当にテレビ番組を録画してみると、正常に録れています。
追っかけ再生、チャプター編集もできます。
ダビングやDVDビデオ作成などはまだ試していませんが、ひとまず復活したようです \(^o^)/
一応、これでしばらく様子をみることにします。
3,500円で復活できたとは、なんともうれしい限りです。
これで年末年始のお笑い番組のチェックもできます(笑)