東京ディズニーシーでファンタジースプリングスのアトラクションを満喫
東京ディズニーシーへ行ってきました。
今回は開園前に並ぶことはせず開園30分後にエントランスへ行きましたが、それでも持ち物検査を受けるための長い列は解消されておらず、入場したのは午前10時前。
ここ数年、東京ディズニーランド開園40周年とか、ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングスなどのイベントが続いていたこともあり、ここが素の状態なのは久しぶりに見た。
今回は ファンタジースプリングス をメインに攻めます。
ファンタジースプリングスがオープンしてからしばらくは、このエリアに入るのも制限されてましたが、この日は制限なく入場できました。
ディズニーシーの奥、レイジングスピリッツとジャスミンのフライングカーペットの間の通路がファンタジースプリングスへの入口。
去年、新エリアオープン前に行った時はこんな感じで封鎖されてました。
オープン前、幕のすき間からファンタジースプリングス入口に見えていた建物は・・・
ファンタジースプリングスエリアには、ディズニーキャラクターのロックワークがたくさんありますが、エントランスを入って最初に目に飛び込んでくるのが、ファンタジースプリングスのキャラクターたち。
まずはこの前で写真を撮る人でごった返してますが、ロックワークのある岩のトンネルを抜けるとファンタジースプリングスエリアへ。
トンネルをくぐり右手方向へ進むと、ラプンツェルのいる塔がそびえます。
下から見るとなかなかの高さで、約20mあるらしい。
ガンダムよりも高い塔から、自分の髪の毛で塔を下りるとはすごいな。
塔の上にはラプンツェルが顔を出してますが、午前中はちょうど逆光になってしまうのが残念。
下から「おーい!」と呼べるところまで近づいてみると、ラプンツェルの表情の動きまで見えます。
ラプンツェルのアトラクション『ラプンツェルのランタンフェスティバル』へ行ってみます。
・・・と、簡単に「行ってみます」と言うてますが、そんな簡単にアトラクションには乗れません。
入場してからアプリでスタンバイパスを取るか、課金してディズニープレミアアクセス(DPA)を買わなければ、長い待ち時間の列に並ぶしかありません。
ファンタジースプリングスのアトラクションはまだまだ大人気なので、スタンバイパスは開園して早々に発行が終わってしまうことは日常。
この日も持ち物検査に並んでいる時にすでに「ファンタジースプリングスのスタンバイパスは発行終了しました」とアナウンスが流れてたし。
じゃあどうしたかというと、今回はバケーションパッケージで、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションが優先レーンで乗り放題になるファンタジースプリングス・マジックを使うことに。
これぞ最強の時短アイテム、ほとんど待つことなくアトラクションに乗れるので、時間を買うことができるという。
しかも、このファンタジースプリングス・マジックは今年の3月で終了となってしまい、4月からは乗り放題ではなくなってしまうのでギリギリのタイミング。
プライオリティのエントランスでパスのQRコードを読み込むと、手首にマジックパスを最初に使った本人であることを示すリストバンドが巻かれます。
プライオリティエントランスからアトラクションに入る時には、パスのQRコードとこのリストバンドを確認されるので、パスを複数人で使い回すことができないようになっている。
【ここからネタバレあり】
中に入ると、ラプンツェルの世界が再現されていて、いろんなランタンで装飾されている。
このアトラクションの一番の見どころは、やはりたくさんのランタンが舞い上がるところ。
ファンタジースプリングスエリアでは、アトラクション乗車中の撮影もOKなので、きれいな映像ではありませんが動画で撮ってみた。
ランタンが舞う場面以外は割とあっさりしてましたが、世界観はよく伝わってきて感動もの。
さらにエリアの奥には、アナ雪エリアのフローズンキングダムがあり、ノースマウンテンと氷の宮殿がそびえている。
城の中の装飾も、アナ雪の世界へ入るための雰囲気づくりに欠かせない。
グランマ特製ルタフィスク(LUTEFISK)のラベルが貼られたビンが置いてある。
ルタフィスクといえば、白身魚(たらが多い)を「ライ」という苛性ソーダ(水酸化ナトリウム、日本では劇物)に数日間漬けて作る北欧の伝統料理で、独特なブヨブヨの食感と激烈なニオイが特徴という。
アナ雪の舞台、アレンデール王国は「北欧のどこかの国」という設定なのですが、こんな細かいところまで再現されているとはさすがディズニー!
世界一臭いと言われているシュールストレミングといい、北欧にはクサい料理が多いのか?
と思ったら、我が日本にも外国人から「シンジラレナーイ!」と言われてる伝統料理、納豆 があるじゃないか。
たぶん、スタンバイの列には違う装飾があるんだろうけど、プライオリティ側からは見られないのは残念。
ライド乗り場を跨いでいる通路から見ると、どことなく北欧っぽい雰囲気。
イスが濡れてるボートに乗ると、アナ雪のストーリーに沿って物語が進みます。
まずはトロールの谷からはじまり・・・
戴冠式で「生まれてはじめて」を歌うアナ。
もしかして神田沙也加の歌声?!と思いつつ、ボートは進む。
エルサの魔法で永遠の冬になった王国を救うため、アナはノースマウンテンへ。
オラフ、クリストフ、スヴェンと出会う。
ノースマウンテンを登っていくと、エルサが「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を熱唱。
映画と同じように「少しも寒くないわ」でドアがバタンと閉まるシーンが再現されてるし。
そんな感じでストーリーを体験することができます。
エリア最深部には、ファンタジースプリングスホテルと、魔法使いの弟子のミッキーを再現したロックワークが。
ファンタジースプリングスホテル内のラウンジから外を見たことがありましたが、外から見たのは今回初めて。
ミッキーのロックワークは噴水になっていますが、水が流れ出て行くところがきれいなうず巻きになっているところもすごい。
ホテルの向かいにはプリンセスたちのロックワークがあり、眠れる森の美女のオーロラ姫とフィリップ。
マレフィセントドラゴンからは、火炎じゃなく白煙が噴き出てる。
ロックワークの中央部には、シンデレラも。
後ろは階段になっていて、スカートを持ち上げて階段を下りる様子を再現しており、階段には脱げたガラスの靴もある。
右端には白雪姫の泉がありますが、手前の水たまりが横から見た白雪姫になってるという。
そして、白雪姫の奥の滝の中に怖い顔がありますが、これが魔法の鏡なんだとか。
プリンセスたちのロックワーク。
エリアを左回りに進んで行くと、『フェアリーティンカーベルのビジーバギー』へ。
プライオリティエントランスから入ると、妖精の谷「ピクシーホロウ」のマップが。
普段、ピクシーホロウで配達をしてるねずみのチーズが休みなので、チーズに代わってデリバリーをするアトラクション。
ティンカーベルからハッパをかけられ出発。
ライドが左右に振られながらコースを進む様子は、ディズニーランドのロジャーラビットっぽいな、と思ったり。
ピーターパンの方へ行くと、フック船長の海賊船「ジョリーロジャー号」が停泊中。
ピーターパンは、空を飛ぶシーンではソアリンほどではないけれど浮遊感がありますが、3Dめがねをかけて乗るアトラクションなので、撮影すると映像が二重に見えちゃいますね。
今回のバケーションパッケージは、事前にアトラクション3つとショーの予約ができるので、ソアリン2回とセンターオブジアース、ビッグバンドビートを予約。
このアトラクション3つだけで、スタンバイ比で460分短縮できてます。
という訳で、一旦ファンタジースプリングスエリアを離れ、ソアリンへ。
メディテレーニアンハーバーを見渡せるところには、たいてい場所取りしてる人がいてますが、この日は昼間のショーがなかったので、ここに人がいないのがなんか変な感じ。
ソアリンに入るとすぐに中まで行けましたが、ホールではスタンバイの列もまっすぐ乗り場へ引っ張ってたのでガラーンとした雰囲気。
何度乗っても感動級のソアリンの次は、ビッグバンドビートを見るためにブロードウェイミュージックシアターへ。
TDSに来るたびに必ずビッグバンドビートの抽選に応募してましたが、今まで当たったことがありません。
ビッグバンドビートも今年の9月末で終了になってしまうので、バケーションパッケージの力業でようやく観賞できるように。
シアターに入ってすぐのところにあるこの階段、ここで写真撮ってる人よう見るわー
シアターの座席は指定席ですが、バケーションパッケージのおかげなのか、真ん中の島の一番端の席がアサインされる。
2階席もあるようで。
ようやく観賞できたビッグバンドビート、ミッキーはカッコいいし、英語のプルートは日本語のプルートみたいにもっさりした喋り方してないんですね。
次にセンターオブジアースへ行くと、プライオリティ通路側から研究室を覗いていく。
ノートを見てると面白いのですが、はやくエレベーターへ乗らなければなりません。
センターオブジアースも何度乗っても面白い。
すっかり日も暮れてからファンタジースプリングスへ戻ると、ノースマウンテンと氷の宮殿が青く光り幻想的に。
ここでもう1回アナ雪に乗ることにしましたが、夜になって2時間ほど機械トラブルで休止になってた影響で、再開後はプライオリティ側が長蛇の列に。
ピーターパンのスリルム山も青く光ってる。
閉園まであと30分ほどになり、最後にピーターパンに乗ろうとしたら、こちらも機械トラブルで一時見合わせ中。
再開することを願いつつ、待ってる間に白雪姫のロックワークへ行くと、魔法の鏡の顔が浮いたようになりさらに不気味に。
青い照明が幻想的でもあるし、不気味でもある。
夜でも泉のうず巻きがよくわかる。
ショップに立ち寄り、閉園のアナウンスも流れ始めた頃、ダメ元のつもりで再度ピーターパンへ行くと運行再開していましたが、もうスタンバイは終了しており、プライオリティの人だけ乗せてもらえることに。
待ち時間なしで通路はガラガラ、ノンストップでプレショーの部屋へ。
プレショーが終わるとライド乗り場のキャストさんが迎えに来ていて、足早に乗り込みます。
そら、早く終わって帰りたいもんね。
ピーターパンのアトラクションを出るとすでに閉園時刻を過ぎており、出口へ向かいます。
ファンタジースプリングスのエントランスにあるロックワークも、夜の照明で不気味さが出てる。
ピーターパンは「早う帰れ~」と言うてるようで。
今回は究極の時短アイテム、バケーションパッケージでファンタジースプリングスの全アトラクションが乗り放題になり、さらにアトラクション3つとショーの予約権を駆使した結果・・・
・ラプンツェル×2回
・アナ雪×3回
・ピーターパン×2回
・ティンカーベル
・ソアリン×2回
・センター オブ ジ アース
・ビッグ バンド ビート
と、かなり濃密に回れました。
てか、バケーションパッケージでないと1日でここまで回れないと思う。
最近は、朝入園したらお昼前から2時間ぐらい休憩しないと体力が持たなかったけど、今回はほとんど待たずに済んだので疲労感もなく、休憩なしでも閉園までいけました。
夜9時半を過ぎるとだんだん風が強くなり、水面に波が立つほどに。
以前、キャストさんに聞いたことがあるんですが、閉園時刻になってからゲストが全員出て行くのに1時間はかかるそうで。
みんな名残惜しいもんね。
でも、キャストさんも早く帰りたいだろうから、足早にパークを出ます。