昭和レトロなマーケットで本格タイカレーが味わえる『B.B.CURRY』@大阪・吹田

 グルメ@大阪カレー

大阪のベッドタウン、千里ニュータウンの今や寂れてしまった近隣センターにタイカレー屋がオープンしたと聞いて行ってみることに。

北大阪急行桃山台駅と阪急千里線南千里駅との間、竹見台マーケットにある『B.B.CURRY』


メニューを見ると、スパイス飯店のタイカレー(ライス)と・・・

スパイス飯店のタイカレー(つけ麺)の2種類。

以前、中津にあったスパイスカレーの名店「スパイス飯店」のタイカレーを復刻したものだそうで、それをライスで食べるか麺で食べるかの2択。

初めてだったので、ベタにライスをチョイス。税込990円也。

鶏、ナス、タケノコがゴロゴロと入った香り高いカレーは、口に入れた瞬間はココナッツミルクの風味が豊かでマイルドな感じですが、時間差でスパイスが効いてきてしっかり辛くなり、まさにタイのマッサマンカレーといった味わい。

ライスにもこだわっていて、能勢産キヌヒカリの胚芽米はベタベタでもパサパサでもない丁度いい硬さの歯ごたえで、カレーとの相性抜群。

特に、食べ進めてライスが冷めてきても、粒がくっついたり硬くならないのがいい。

ゆでたまごとザーサイが添えられてますが、特にゆでたまご自体に味が付いていてうまい!

味変用のスパイスもありますが、味変する間もなく食べ切ってしまう。

食器も信楽焼を使うこだわりで、ライス皿には「スパイス」の文字も。

このお皿もスパイス飯店で使われていたものを再現したそうで。

カレーとセットで能勢産の卵を使ったB.B.プリンが50円引きというので頼んでみたら、ちょうどこの日は卵の入荷がなかったらしく食べられませんでした。

帰り際に、ゆでたまごで使われているフレーバーオイルの試供品をいただく。

なるほど、これが使われていたからゆでたまごが異常においしかったのか!

家でもやってみよう。

ところで千里ニュータウンといえば、かつては日本初のニュータウンとして高度経済成長を支えてましたが、今や「オールドタウン」と揶揄されるほどかつての賑わいもなくなり、ここ竹見台マーケットも寂れ感が漂うように。

ところが、そんな竹見台マーケットが今アツい!と聞いて「なんで?」と疑問に思い、足を運んだ次第。

確かに最近、SAVYやあまから手帖などの情報誌でも取り上げられていて、公式SNSもあるようですが、時代に取り残されたような天井の低い屋内対面型のマーケットが、今や昭和レトロのエモさが現存しているという理由で人気になっているそうで。

ほ~、視点が変わればウケ方も変わるもんですな。

ちなみに、私の知り合い何人かに竹見台マーケットのことを話してみたところ、実は豆腐屋が有名なようで、遠くからでも豆腐や油揚げを買いに来る人もいるぐらい人気店だったとは知りませんでした。

 

B.B.CURRY
大阪府吹田市竹見台3-6-6
営業時間: 月〜金11:00~14:30、17:00~19:00、土11:00〜14:30、17:00〜20:00(日祝定休)

 グルメ@大阪カレー

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