日本一のこってりラーメンは凄すぎた!『まりお流らーめん』@奈良
”日本一こってりなラーメン”を食べに、奈良市にある『まりお流らーめん』へ。
店の前からすでに豚骨のにおいが漂ってます。
金曜日の午後8時前でしたが、ちょうどピーク時のお客さんと入れ替わるタイミングだったのかレジで会計する人が並んでいて、片付けるまで少し待つように言われる。
5分ほど待って入店。
店に入ると、さらに豚骨の香りが強くなり、なんか久しぶりに豚骨臭の漂う店に来たなぁと思ったり。
メニューを見るとこってり濃度が細かく書かれていて、すごいバリエーション豊富で迷ってしまう。
今回はこってりを期待して来たので、やはり超こってりラーメンから選ぶことに。
実は以前、子供が友人と来たことがあり「オリンポス(濃度30)は危険」と聞いてたので、少し控えめに上から三番目、濃度20の 富士山 でチャレンジしてみる。2,200円也(税込)。
運ばれてきた富士山は、シンプルにチャーシューとネギと極太メンマ(スープに沈んでる)がトッピングされてるだけで、それほどこってりには見えなかったんですが・・・
なんとテーブルに置かれた瞬間から、スープの表面に膜が張ってくるじゃないか!
これは只者ではないと感じつつレンゲを沈めてみると、それほどドロっとしてる訳ではなく箸は立たない。
ひと口食べてみると・・・
なんじゃこれは(;゜0゜)!!
なんか、今まで食べたことのあるこってりとは概念の違うこってりで、とにかく脂がエグすぎる!
ラードの塊を溶かしたというか、濃厚とかドロドロとかでは言い表せない。
それでも麺があるうちはまだ味わって食べられたけど、麺がなくなりスープが減ってくるとキツい。
どんぶりのフチに、運ばれてきた時に付いたスープの痕跡が残ったままで、このスープが口の中や喉の奥にギトギトとまとわりつくんですよ。
当然、これだけのとろみがあると全然冷めずに熱いままだし、とにかくスープが喉に入っていかない。
なんだか豚骨味のミルキーを溶かして飲んでるみたいな感覚に。
普段「麺類のスープを残すのは悪」と標榜してる私ですが、さすがにこのスープは完飲できなかった。
麺があればまだしも、スープだけを飲むと胸やけして気持ち悪くなってくる。ウップ。
ちなみに、一緒に行った嫁さんは、濃度3の貝と豚骨のWスープをオーダー。1,200円也。
なんとも優しい味わい(´Д`)
富士山のスープを頑張って飲もうとしてる時にこちらのスープを飲んでみたところ・・・
無味!
なんと、味を感じなくなってました。
この優しいスープを混ぜて薄めようとしてみたけど、脂爆弾はそうそう存在を消すことはなくギブアップ。
富士山ならいけるやろ、と調子に乗ってすいませんでしたm(_ _)m
実は、鶏からあげタルタルソース(980円也)も一緒に頼んだんですが、これが激ウマ!
からあげ専門店?と思うくらい。
富士山を食ってる途中まとわりつく脂を何とかしたく、味変しようと鶏からあげをスープにダイブさせたりしたけど、全然味変せえへんし。
やっぱりおいしくこってりラーメンを食べようと思ったら、濃度ひと桁のものをチョイスすべきですな。
濃度30も平らげてしまう猛者たちは、毎週土曜日22:30から限定の濃度40「須弥山(しゅみせん)」をチャレンジするんでしょうね。
会計を済ませ店を出ると、店頭の自販機のラインナップがすごい!
上一列、全部黒烏龍茶!
確かに本気で脂をなんとかしたくて買ってしまうし(たぶん「脂対策」の意味は違うと思うけど)、おそらくこの自販機は日本で最も黒烏龍茶を売る自販機だろう。
もちろん私も買いましたよ!
これほど黒烏龍茶がウマいと思ったことはありません。
まりお流らーめん
奈良市尼辻町433-3
営業時間: 18:00~Lo.24:00(水曜定休)