シメのデザートが楽しい季節の和食会席『まほろば』@奈良・橿原

 グルメ@関西20230106,奈良県,

奈良県の旅行支援を使って橿原にあるホテル THE KASHIHARA に泊まりましたが(記事)、晩ごはんはホテルの地下1Fにある和食レストラン『まほろば』へ。


はじめ、午後6時過ぎに店に行ったところ、なんと「今は予約で満席」と言われてしまう。

そんなに混んでるの?!と驚きつつ、「今は」とおっしゃったので「じゃあ、今じゃなかったら空いてます?」と聞いてみたところ、午後8時頃なら空いてるらしい。

席が空いたら部屋に連絡をもらえるというので、予約をして部屋で待つことに。

午後7時40分、部屋の電話が鳴り、席が空いたのでお店へ。

思ってたよりも早くてありがたい。

どうも夜の部開店直後の午後6時からだと会席メニューしか頼めないようですが、午後7時以降に入店するとアラカルトも頼めるようになるそうで。

ただ、アラカルトを頼むために考えるのも面倒だったので、何も考えなくていい季節の和食会席をオーダー。7,260円也(税込)。

料理長直筆のメニューが置かれましたが、字のクセがすごい。

まずは先附、蕪の和風ポタージュ

蕪と出汁の味わいが濃厚なポタージュスープ。

凌ぎは葡萄酒焼鯖寿司

鯖をワイン焼きして臭みを消した押し寿司ですが、鯖好きの私は鯖の臭みも含めて鯖なので、やや鯖感が足りないかも。

ただ、鯖の下に生姜じゃなく粒マスタードを薄く塗ってあるのが激ウマ!

造りは、まぐろ、ぶり、たい、あおりいか

切り身が分厚くておいしい。

奈良にはこれを食べに来たと言ってもいい、焜炉の豆乳飛鳥鍋

奈良の郷土料理、飛鳥鍋は牛乳を使ったスープですが、ここの飛鳥鍋は”豆乳”飛鳥鍋と言うてるように、豆乳を使っています。

それって普通の豆乳鍋じゃない?

というのはさておき、グツグツ煮えてきました。

具材は豚肉、魚、鶏つみれ、豆腐、麩、ネギ、しめじ、菊菜だったかな。

ただ、前に食べた牛乳の飛鳥鍋の方が味が濃くておいしかった。

焼八寸は、冬の味覚を盛り合わせた旬菜楽盛

大きな金の器に盛られてきてちょっとビックリ!

もしかして真上から見たら、料理が額装されているように見えるとか?

葉脈だけ残したスケルトンリーフのような飾りが素敵。

くわい素揚げくるみメープル合鴨スモークとモッツァレラチーズ奈良漬け赤魚西京焼き海老華化粧揚げ黒豆黄味寄せ海老せんべい蛸柔らか煮と子持ち昆布花蓮根

おいしいのはもちろん、料理長のメニューに書いてあるものと照合しながら食べても楽しい。

みかんなます胡麻ダレ

ふぐ唐揚げ

蓋物は冬野菜の茶碗蒸し、大和茶あんかけ

お茶の風味がありつつ、ちゃんと出汁の味もする。

茶碗蒸しの中には冬野菜。

食事は大根飯、香の物の三種盛り、留椀の赤出汁

鼻から香りが抜ける奈良漬がうまい。

水菓子は、”名物”目玉焼き?
まるで椀物のような蓋付きのお椀が出てきたんですが、蓋を開けてビックリ!

目玉焼きやん!

これ、白身がココナッツミルクで黄身がメロンゼリーなんですが、メロンゼリーがまさにメロンを食べてるぐらい濃厚。

見た目も映えながら食べてもすんげーおいしー♪

白身のミルクは固まってると思ったら、杏仁豆腐よりも液体に近く結構プルプル。

これを食べたお客さん、みんな楽しいやろな。

そんな季節の味を楽しめる会席でした。

 

和食レストラン まほろば
奈良県橿原市久米町652-2
THE KASHIHARA B1F
営業時間: 昼11:30~14:00(Lo.13:30)、夜18:00~21:00(Lo.20:30、木曜定休)

 グルメ@関西20230106,奈良県,

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