東大寺大仏殿へ行く
旅行支援を使って奈良に泊まった翌日、久しぶりに東大寺へ行ってみた。
前回来たのは2009年なので、13年ぶり。
東大寺の境内へ入るとそこらじゅうに鹿がいてますが、親子の鹿も歩いてる。
境内の景観に配慮してるのか、パイロンと棒が竹細工で覆われていた。
東大寺は、大仏を見る前に世界最大級の木造建築である大仏殿が目に入っただけで、そのスケール感に圧倒されるところから始まる。
高さは48.742mあり、ビル16階ぐらい?
今の建築基準法では絶対建てられないですね。
近づいてみると、スケール感だけでなく繊細な造りにも感服する。
現在の大仏殿は江戸時代に再建されたものですが、これだけの規模の木造建築物を長年維持するのも大変だと思う。
大仏殿に入った正面に大仏様。
正式には「盧舎那仏」(るしゃなぶつ)もしくは「毘盧遮那」(びるしゃなぶつ)といい、知慧と慈悲の光明を遍く照し出されている仏さまという意味なんだとか。
後ろから見ると光背(こうはい)で大仏は隠れてしまってますが、クイズで後ろから見た様子を出して「ここはどこでしょう」という問題になりそう。
大仏殿の柱には、大仏の鼻の穴と同じ大きさと言われている穴が開いていてそこをくぐるのが定番になってますが、今はコロナ対策で柱くぐりはできないように板で囲われていた。
大仏殿には大仏以外にも仏像が安置されており、大仏の右側には「虚空蔵菩薩」と・・・
大仏様と脇仏は座像で静かに物事を悟り、外側の立像がアグレッシブな印象。
何度来ても心が洗われるような気持ちになります。