東京発のこだまは西日本300系F編成
今回、東京からの帰りも新幹線でした。
実は当初、もう1泊して翌朝発の東海道昼特急のJRバスで帰ろうと予約もしてたんですが、今回の出張、どうも流れが良くない。
年に何回かはリズムが合わない日があるけれど、まさに今がそんな感じ。
こんな時は、バスで帰るためだけに泊まるようなことはせず、とっとと帰っちゃった方がいいだろうということで急遽予定変更、新幹線で帰ることに。
それでも普通に切符を買って帰るのも芸がない。
元々バスで安く帰るつもりだったので、新幹線でも出来るだけリーズナブルに済ませたいと思い、ぷらっとこだまを当たってみます。
前日、雨の中JR小山駅近くのJTBへ。
新大阪行きのこだまの最終、19:26発こだま683号のグリーン車をリクエストしたところ、通路側になってしまうとのこと。
グリーン車の通路側ということは、すでに窓際が売れているということなので、パス。
わざわざこだまにしてるのに、グリーン車の隣に誰かが座ってしまうのはお互い気分よくありません。
そこで普通車をお願いしたところ、こちらも満席。
やはり、週末は混んでるみたい。
仕方がないので、一本前の16:56発こだま673号のグリーン車を調べてもらうと・・・
窓際が取れました。
最終の一本前が夕方5時前になってしまいますが、この際早よ帰ってもいいでしょう。
こだま673号は東京駅18番線から出発。
ホームへ上がるとすでに列車は入線しており、車内清掃中でした。
列車は300系F8編成。
東海道区間しか走らないこだまで、JR西日本の車両が充当されています。
ちょうど向かいのホームに700系とN700系が入線してました。
横から並べてみると、時代とともに鼻先が長くなっているのがよくわかる。
さて、今回8号車に乗るのにわざわざ先頭車のところまでやって来たのは、東京駅18-19番線ホームの大阪寄りの端っこにある『鉄道建設記念碑』を見るため。
18番線に上がったついでにちょっと見ることに。
え、この人誰って?
鉄道好きなら知ってるであろうこのレリーフのお方。
第四代国鉄総裁、十河(そごう)信二。
当時、反対の声が強かった新幹線計画を進めた人物。
この人がいなかったら、今の新幹線はなかったでしょう。
レリーフのおでこや鼻がつるつるなのは、みんな触ってるからでしょうか?
JR東海のJ編成は茶色のモケットですが、西日本F編成はグレーのシート。
シートのデザインも若干違ってます。
フットレストも300系初期の小型で高さ調整が出来ないタイプ。
そのくせ、訳わからんところにシート地と同じ布が貼ってあったり。
読書灯のスイッチは、J編成ではオーディオパネルにありますが、F編成では100系と同じく真ん中の肘掛に。
スイッチの質感も100系と同じようで、今見るとなんだか安っぽい感じ。
ぷらっとこだまのクーポン券でプレミアムビールをもらい、大丸の地下で買った『豚と蓮根の甘辛』と『若鶏の塩から揚げ』をアテに、夕食代わりの一杯。
350mlのビール一本にしてはアテが多いって?
実はもう一本ビール隠し持ってます(笑)
では、いっただっきま~す!
ビールの缶を開け、アテをつまむお箸を・・・
ない・・・orz…
もしかして大丸の兄ちゃん、お箸付けてくれへんかったん?!
しゃーないので、つまようじを使お。
いつでもシーシー出来るように常につまようじ持っとります。
子どもの頃、父が名刺入れにつまようじを入れてるのが何となく嫌でしたが、今、同じようにするようになっちゃった(笑)
プレミアム熟撰は初めて飲みましたが、プレミアムモルツの方がいいかな。
『若鶏の塩から揚げ』はバジル風味でウマかった。
これで新大阪までの4時間、飲んで食ったらひと眠り。
300系は乗り心地が悪いのが難点。
改良されたものの相変わらずトンネル区間の揺れは激しく、テーブルに置いている缶が動いてしまう程。
でも、N700系の置き換えで廃車が進んでいる300系。
こんな体験が出来るのも今のうちかも。