民間人がいける日本最南端の地を巡る波照間島ツアー ~その3~ レンタサイクルで波照間島めぐり
民間人がいける日本最南端の地を巡る波照間島ツアー その2からのつづき
安栄観光の波照間島ツアーを終え、波照間港まで戻ってきました。

帰りの船までは約3時間半ほどありますが、フェリーターミナルの売店にレンタサイクルの張り紙があったので、自転車借りて島内を散策することに。
フェリーターミナルの売店でレンタサイクルを申し込んだので、てっきり港で自転車を貸してくれるのかと思いきや、港から送迎用のエスティマに乗せられ島中央部の集落にある『ハウス美波』へ。

ここで電動自転車を1台2000円で借りて出発。
まずは島中央部から北の方向へ走り出してみると、コンクリート製の丸い塔が出てきた場所は・・・

竹富町波照間浄水場で、海水を淡水化して島の水道水を供給しています。

島一周道路へ出て走っていると、畑の向こうに2枚ブレードの風車が2基見えてきた。

今まで見たことのない形の風車。
2枚ブレードながら、風を受けてビュンビュン回ってる。
変わった形の風力発電用の風車ですが、普通は3枚ブレードなのにこの風車は2枚しかなく、さらに鉄骨を組んでるだけの細い支柱で、しかも支柱の根元はさらに細くなっていて点で支えてるように見える。

近くでよく見ると、支柱は4本のワイヤーで支えられていて・・・

支柱の根元は可動式になっており、支柱が倒れるようになっています。

台風が多い波照間島では、普通の風車だと暴風で倒壊してしまう恐れがありますが、この風車は地面に倒せるため台風の被害を受けにくく、かつ、この風車は360度どの方向からの風でも受けることができるため効率の良い発電ができるという。
この2基の風車で島の電力の2割を賄っているらしい。
風車のある島の北東部は島一周道路から海も見え、エモい風景が広がる。
屋根にシーサーが乗っていて、太陽の向きによっては目が光るとツアーガイドさんの解説でしたが、午前中、シーサーの目は光ってませんでした。

午後1時半ごろになると、写真ではわかりにくいのですがシーサーの目が光ってる!

空港からさらに自転車をこいでると、道端にはパイナップルのような木の実が・・・

これはパイナップルではなくアダンの実で、繊維質が硬いため食用には向いていないらしい。

ドーム状の屋根があり、いかにも星関係だなとわかる建物は・・・

竹富町波照間島星空観測タワー。

人工的な明かりが少なく、特に南側にはフィリピンまで400km以上陸地がないため星空を観測するのに適しているという。
最上部には望遠鏡もありますが、現在は設備の故障や建物の老朽化で休館中。

閉館した訳ではなく再開の意思はあるようですが、目途が立っていないんだとか。
午前中にツアーで来ましたが、再度自転車で日本最南端の碑へ。

奥に見える建物が星空観測タワー。
日本最南端の碑は、沖縄が日本に復帰する前の1970年に当時の大学生が自費で建てたものですが、碑の根元には2001年に改修された旨の記録が手書きされていて、建設当時のスピリットを感じたり。

午前中にツアーで来たときは同志のツアー客や他の訪問者も多く、日本最南端の碑で写真を撮る人が並ぶほどでしたが、午後に来てみると人影はほとんどなくなり撮り放題に。
日本最南端の碑からさらに南側に陸地が続いているので、行ってみることに。

波照間島は海底のサンゴ礁が隆起した琉球石灰岩でできた島ですが、波や風雨の浸食により尖った岩が多くとても歩きにくい。

ツアーのガイドさんも「注意して歩かないと転んで血だらけになる人が年に一人二人いてる」と言ってたし。
まるで溶岩が浸食したところみたいに岩が尖っているのでつまずきやすく、転んだら流血は避けられそうにない。

打ち寄せた波が見えるところまで来ましたが、風が強く波しぶきがすごいし、断崖絶壁ギリギリまで攻める年齢でもないのでここで引き返す。

岩肌が穏やかなところまで逃げると、また別の日本最南端の碑があった。

日本最南端の碑から島一周道路を西へ進むと、ヤギの親子が放牧されてたり。

子ヤギがはしゃいでる様子はずっと見ていられるのですが、ガイドさん曰く、みんな食用なんだとか。
日本最南端の碑から少し西へ行ったところの小高い場所から東を見ると、砂浜の向こうに海へせり出している場所がありますが、本当の島の最南端はあのあたり。

島の南側から海を眺めてみる。
ニシ浜はゴミひとつないきれいな砂浜でしたが、南側の入江には流れ着いたゴミなどが打ち上げられてたり。

畑の中にポツンと自販機がありますが、おそらく民間人が使える日本最南端の自販機。

ペットボトルばかり売られてますが、値段は離島価格。

田舎の自販機あるあるで小さな虫が中にいてたりするのでここでは買いませんでしたが、どれくらい売れてるんですかね?
電気代が賄えられてるのかどうか心配になったり。
森を歩いて抜けないとダメっぽかったので、行くのあきらめました。

島の西から中央部の集落へ戻る途中、背の高いサトウキビが壁のように。

集落には、飛び出し注意みたいな交通安全の看板がありましたが、ヤマシヤマシパリヨ~ とか・・・

ウタマンドゥ トゥンジピコハン とか・・・

なに書いてるのかわからん!
ツアーのガイドさんに聞いたら
ヤマシヤマシパリヨ~ → ゆっくりゆっくり走ってね~
ウタマンドゥ トゥンジピコハン → 子供の飛び出し危ないよ
という意味なんだとか。
あまりに方言強すぎて伝わらないと察したのか、ウタマンドゥ トゥンジピコハンの看板には小さく「あぶない!! 子供の飛び出し注意」と書いてるし。
自転車を返却したら波照間港まで送ってもらえることになってましたが、行きに乗ってきたエスティマは止まってるものの電話をしても出てもらえず、誰にも連絡できなかったので歩いて港まで戻ることに。

まあ、沖縄時間と思えばいい。
電動自転車で島を巡っている様子はこんな感じ。
とぼとぼ歩いていると、自転車で見るのとはまた違った景色に気付くことができたり。

去年、波照間島に行こうとしたけど海が時化て行くことができず、1年待ってようやく訪問することができました。
実際に来てみると、のんびり流れる時間に癒されます。
今回波照間島へは3月に行きましたが、自転車で島を巡ってる3時間ほどでヤバいぐらいに日焼けしてしまったという。
まだ3月だし、長袖でも全然暑くなかったので日焼け対策は全くしなかったのですが、緯度の低い波照間島の日差しをなめてはいけません。
この日の夜にはヒリヒリしはじめ、帰った後に会社へ行くと「そんなに焼けてどこ行ってたんですか?!」と会う人会う人に言われてしまうし、その後の脱皮もエグかった。
教訓:波照間島へ行くなら時期関係なく日焼け対策は必須!
その4へつづく

















