五稜郭タワーから五稜郭跡を見る
丘珠空港から函館空港へ飛んだあと、伊丹行きの飛行機に乗り継ぐのに少し時間があったので、一旦空港を出て五稜郭タワーへ行ってみることに。
空港連絡バスで函館駅まで行き、タクシーで五稜郭タワーへ。
タクシー代は1,200〜1,300円だったかな?
1Fロビーで展望デッキへのチケットを買う。大人1,000円也。
今や懐かしい、エレベーターガールが搭乗してる展望デッキ行きのエレベーターに乗ると・・・
展望デッキに着くと、目の前には☆形の堀の五稜郭。
ただ、大きすぎて全景がきれいには見えない。
全体の様子を知るには、展望デッキにある復元模型がわかりやすい。
雨が止んだ直後で雲が低く立ちこめていて眺望は叶いませんでしたが、タワーから見渡すと函館空港の滑走路がよくわかる。
津軽海峡の方を見ると、曇っててよくわからないけど水平線の上にぼんやり下北半島っぽいシルエットが。
函館山の麓にある立待岬は見えました。
立待岬といえば、昔、母親がよく森昌子の歌を聞いてたことを思い出す。
歌詞の「立待岬の花になろうと~♪」のところを子供ながらにずっと「忽ち、岬の花になろうと」(すぐさま岬の花になってしまったとしても、という意味)と勘違いしていて、実は、立待岬は地名だったということに気付いたのは大人になってからでした。
立待岬の反対側の麓は、函館どつくでしょうか?
関西人が「函館をぶん殴る」という意味に受け取ってしまう「函館どつく」。
展望デッキには、戊辰戦争時に明治新政府軍と戦った土方歳三の座像が。
私はあまり新選組とか戊辰戦争の旧幕府軍は好きではないんですが、世の中的にはなぜか人気のようで。
さらに、蝦夷地として開拓された箱館の歴史が、模型とともに紹介されている。
展望デッキからエレベーターで下ると、まるで披露宴でもできそうな階段のあるホールへ続く。
土方歳三って幕末の頃の人でありながら洋装で、しかも現代の人から見てもハンサムなんですよね。
結局、土方歳三が人気なのはイケメンだからではないかと勘繰ってしまう。
銅像の土方歳三もカッコいいし。
五稜郭タワーの売店にも、やたらと土方歳三グッズがあったし。
時間の都合で五稜郭には行けないのですが、まあ上から見たしいいか。
五稜郭タワーで客待ちしてるタクシーで、再び函館駅へ向かいます。