ペンギンが飛んでアザラシが突き抜ける動物園『旭川市旭山動物園』@北海道・旭川
日本最北の動物園、旭川にある『旭川市旭山動物園』へ。
旭川市内の旭山にある旭川市が運営する旭川市旭山動物園という、まるで酒井美紀 坂井真紀 水野美紀 水野真紀のようなややこしさもあり、「旭川動物園」と間違えられることも多いようで。
一時は入園者数が減って存続も危ぶまれましたが、動物の行動や生活を見せる行動展示が一躍人気になり、今や来園者数全国3位、一時はパンダのいる上野動物園も抜いて月間入園者数が日本一になったことも。
朝一に行くと、正門で入場券を買う人でエグい混雑っぷりで長蛇の列ができており、入場券を買うまでに30分は掛かりそうな雰囲気でしたが、正門からすぐのところにある西門へ回ったら一人もおらず、すんなり入園できた。
旭山動物園といえば、まずはペンギン館。
旭山動物園は、手作り感あふれる解説文も人気。
ペンギン館に入ると水中トンネルがあり、まるで水中を飛んでるかのように泳ぐペンギンがいきなり圧巻。
旭山動物園は動物との距離が近く、ペンギンの毛並みやグラデーションも間近に観察できる。
キングペンギンはくちばしの下側にオレンジ色の模様がありますが・・・
真正面から見たら、オレンジの部分が目のように見えたり。
黒い覆面をかぶってるような。
ペンギン館の様子はこんな感じ。
あざらし館といえば、やはり円柱の水槽をアザラシが上がってくるところが見もの!
アザラシが筒を上がってくる様子は感動もん。
外からは、筒(矢印部)を上がってきた後のアザラシの様子も見られます。
そしてほっきょくぐま館。
以前はオス1頭、メス4頭いたそうですが、オスは円山動物園に行ったようで、今はメス4頭が暮らしています。
ホッキョクグマが水中で戯れる様子もガラス越しに見ることができますが、デカいので迫力がある。
ホッキョクグマが向こうからこちらに迫ってくる様子が、まさに園内で売ってるクリアファイルと同じ。
ペンギン館、あざらし館、ほっきょくぐま館は旭山動物園の三大展示で、それがまた別のクリアファイルにもなってたり。
この三大展示を見るために、はるばる外国からもたくさんの人が訪れています。
もちろん他の動物たちも面白い。
行動展示は昼間に動いてくれる動物なら面白いのですが、じーっとして動かない動物や夜行性で昼間は寝てる動物も。
ボルネオオランウータンはじーっとこっちを見てましたが、なんだかファンタジー系映画で何でも知ってる長老的なキャラのようにも見えたり。
「おまえ、あそこに行くのかい。気をつけな!」みたいな。
シロフクロウもこっちをじーっと見ています。
ハリーポッターでは手紙の配達もしてくれたり。
夜行性のエゾモモンガは、昼夜逆転した専用の展示室で見ることができる。
スリムな一本足で立ってるフラミンゴですが、フラミンゴのひざがどこかというと・・・
普通にひざと思ってたところが、かかとだったという!
ということは、人間で言うとかかとを上げてつま先立ちしてるってこと?
なんと園内でエゾシカの肉が食べられるという。
エゾシカを展示してるところでエゾシカ肉を食べるのを勧めるという、ぶっ飛んだ動物園やな。
さすがに動物園で飼育してる個体ではないけれど、獣害対策で駆除されてしまったエゾシカの肉らしい。
しっかりした歯ごたえだけどあっさりした味わいで、ちょっとコショウ感が強いものの臭みもなく普通にうまかった。
混雑してる正門ではなく西門から入り、ぺんぎん館、あざらし館、ほっきょくぐま館ともにすんなり入れて、その後もスムーズに見て回れましたが、1時間ほど経った頃にはだんだん人が増えてきて、ほっきょくぐま館に入る人で行列ができるように。
帰りに、西門と正門との間にあるととりの村とフラミンゴ舎を見て正門から出れば全部見られるし、正門が混んでる時は西門から入るのもアリだと。
行動展示はもちろん、北海道にしかいない動物も見られるし、大人も子供と楽しめる動物園です。