PAOに前後ドラレコ+ルームミラー NEO TOKYO『ミラーカム2 MRC-2022』取り付け
平成元年式のPAOですが、小さいし古いしノロいので他の車からいじめられたり煽られがち。
やはり前後ドラレコは欠かせません。
さらに、最近はバックカメラは常識になり、私もカメラ付きの車しか乗ってないのも影響して、今やカメラなしでバックするのが怖くなってしまうように。。。
かといって、せっかくシンプルな内装のPAOに液晶モニターは似合わないし、雰囲気も壊してしまうので、できればポン置きのモニターは付けたくありません。
そこで、前後ドラレコとデジタルルームミラーが一体になったNEO TOKYO製
ミラーカム2 MRC-2022を取り付けることに。
中身は本体、前後カメラとケーブル類。
本体はルームミラーにゴムバンドで取り付ける方式。
これまでにも何台かドラレコを付けた経験もあるし、シンプルな造りのPAOなら内装のすき間に配線するのも簡単だろうと思い、リアのウェザートリップをめくってみると・・・
内装がボディーにくっついてすき間がないじゃないか!(;゜0゜)
クリップとかで固定されている様子もないし、これは困った。。。
試しにステーを無理やりすき間に差し込んでみたところ、1.5cmほどしか入らない。
ゆるゆるの内装を想定してたけど、これじゃ天井裏に配線を通すのは難しそう。
仕方がないので、床から配線を通すことに。
リアカメラ用のケーブルと駐車ガイド用の信号線を取る赤線がセットになってますが、駐車ガイドは要らないので赤線は接続せず、ビニールテープを巻いて絶縁処理だけしておく。
取り付ける前に本体とリアカメラとケーブルをつなぎ、シガーソケットから電源を取って電源を入れ、ちゃんとカメラ映像が映るかどうかを確認。
運転席側のステップを外し(これも簡単ではなかった)、後席横の内貼りのクリップを慎重に外してケーブルを這わせる。
配線ガイドを使いながらテールランプの方向へカメラケーブルを伸ばし、右リアテールランプの裏からCピラーを上に行き、リアデフォッガーのカールコードと同じグロメットからケーブルを出す。
リアカメラはリアガラスの上部に貼り付けることにし、ケーブルは天井裏に隠せないのでリアカメラまで露出した状態に。
一応、ケーブルの保護とケーブルに張りを持たせるために、ホームセンターでケーブルの太さに見合ったコルゲートチューブの中にケーブルを通す。
リアガラスにカメラを貼り、コルゲートチューブを付けたケーブルは少し垂れ下がった状態でリアデフォッガーのカールコードが出ているグロメットへ。
電源は使っていないフォグランプの15Aヒューズから取り、リアカメラのケーブルと電源ケーブルを運転席側のAピラーに通す。
どのクリップも年代物なので慎重かつ丁寧に内装を外し、すでにETCのアンテナ線が通っているので同じように通す。
GPSアンテナはAピラーの根元、ダッシュボードに貼り付け。
フロント側も内装と天井との間にすき間がほとんどないので、かなり苦労してなんとかリアカメラケーブルを隠しながらルームミラーまで通しましたが、電源ケーブルを隠せるすき間はもうなくなってしまい、仕方なくバイザーの裏に通す。
フロントカメラをフロントガラスに貼り、ミラーカム本体を付属のゴムバンドでルームミラーに取り付けてケーブルをつないでみると、無事映像が映った。
外から見るとルームミラー周りがごちゃごちゃしてますが、まあこれは仕方がない。
どうしても気になったらカバーでも付けようか。
あとは、垂れ下がったリアカメラのケーブルを何とかします。
後ろから見るとケーブルが見え、まあこれはこれで「リアカメラが付いてるぞ!」というメッセージにもなるかな、と思ったけど、やはり不細工なので出来るだけ見えないようにすることに。
100均の文房具コーナーで売ってた伸縮リール式名札を買ってきて、このリールだけを使います。
リールをカメラケーブルに付け、リール本体のクリップ部分を・・・
右クォーターウインドウ上部の金具に引っ掛けると、ケーブルを程よいテンションで引っ張ってくれる。
内装が薄いおかげで、フックの磁力で内装越しにボディーにくっつくので、このフックにケーブルを引っ掛けると・・・
垂れ下がったケーブルが引っ張られて、後ろから見えないように。
リアガラスを開けるとケーブルが戻り、閉めるとまたリールが引っ張るという。
これはいい感じでケーブルが外から見えないようになったかな。
走行中はデジタルルームミラーとしてリア映像を映してます。
ズーム画面と通常画面とそれぞれ別々にアングルの設定ができるので、ズーム画面ではバックミラーとして使う。
等倍だと後続車が実際よりもすごく遠くに見えてしまうので、サイドミラーで見た距離感とデジタルミラーで見た距離感が同じになるようにズーム倍率を設定した結果、14倍でちょうどいい感じ。
等倍で映る通常画面はバックモニターとして使うためにアングルを下げてますが、リアハッチ上部が映りこんでしまいちょっと見にくい。
最初のうちは、モニターで見た時の障害物との距離感と実際の距離との差を車から降りて目で見て確認した方がいい。
モニターを消せば録画をしつつ普通にミラーとして使えるので、液晶画面が煌々と点いて雰囲気壊すこともなく使えるのですが、時計すら付いてないPAOで唯一モニターに時間が表示されるので、あまり雰囲気気にせずモニターを点けてることの方が多かったり。
また、PAOのスピードメーターは実際のスピードと差が大きいのですが、GPSで測定したスピードも画面左下に表示してくれ、不用意に煽られる可能性を減らせるかも。
衝撃センサーの感度を鈍くしても路面ギャップを拾ってアクシデント判定されることが多いので、容量を確保するためにちょくちょくSDカードをフォーマットしてますが、それ以外は特に困った点はなくいい感じに使えてます。
一応、すんなり取り付けたように書きましたが、実際にはかなり苦労して、思わぬハプニングも起こったり。
それらは別記事で書きますね。